【医療区分・ADL区分等に係る評価票：処置等①】24時間持続しての点滴（R6～）

【区分の概要】

本項目でいう２４時間持続しての点滴とは、経口摂取が困難な場合、循環動態が不安定な場合又は電解質異常が認められるなど体液の不均衡が認められる場合に限るものとする。（初日を含む。）

また、連続した７日間を超えて２４時間持続して点滴を行った場合は、８日目以降は該当しないものとする。ただし、一旦非該当となった後、再び病状が悪化した場合には、本項目に該当する。

【評価のポイント】

≪「２４時間持続しての点滴」とは？≫

「２４時間持続しての点滴」とは、以下の場合において２４時間点滴をしている状態に限る（初日を含む）。

• 経口摂取が困難な場合
• 循環動態が不安定な場合
• 電解質異常が認められるなど体液の不均衡が認められる場合

≪評価のチェックポイントは？≫

上記の項目を確認した上で、下記の項目をチェックする。

• ２４時間の持続点滴が必要である根拠を診療録に記載している。
• ２４時間持続して点滴を実施している状態である。
• 必要でなくなった場合には、その理由を記載し終了を明記している。
• 必要な検査を定期的に実施している。

≪評価の単位は？≫

• 評価の単位は１日毎とする。 
• 初日（開始日）の場合、翌日に２４時間持続の条件を満たしていれば該当。
• 終了日は、２４時間持続の条件に該当しないため該当不可。
• 連続した７日間を超えて２４時間持続点滴を行った場合は、８日目以降は該当しない。
• 一旦非該当となった後、再び病状が悪化した場合には該当。