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看護師の退職理由とその具体的な中身とは?

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仕事を辞めるときには人それぞれ理由があり、そのことは看護師であっても変わりません。

とくに、看護業務は患者様の命を預かる仕事であり、ハードな業務や環境の変化によって退職を考える方は少なくありません。

日本医療労働組合連合会による「看護職員の労働実態調査結果」によると,約2割の看護師が「いつも」仕事を辞めたいと考えており、「ときどき」仕事を辞めたいと思っている看護師を加えると、7割以上の看護師が退職願望を持っているとされています。

この記事では、看護師の主な退職理由とその特徴についてまとめていきます。

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職場は簡単に変えることができないからこそ、転職をするときには看護師転職サイトを活用するべきです。

昔はハローワークや知人の紹介によって職場選びをすることが主流でしたが、現在は転職サイトを利用して転職される方もかなり増えてきました。

でも、数多くある看護師転職サイトの中から「どれを利用したらいいのか分からない」という方もいると思います。

そのような方のために、看護師転職サイトを徹底調査した結果をもとに、どの看護師転職サイトがおすすめなのかをご紹介します。

目次

看護師が退職を考える理由とその中身

看護師がどのような理由で退職を考えるかは人それぞれ様々ですが、公益社団法人 日本看護協会の2020(令和2)年度の調査では以下のように報告されています。

第1位の「他の職場に興味がある」を除くと、上位には自分のプライベートに関する状態や状況を理由にすることが多く含まれ、下位には職場の環境に関するものが含まれていることが分かります。

看護師が退職を考える理由

第1位:他の職場に興味がある

第2位:引っ越し

第3位:出産・子育て

第4位:残業が多い

第5位:結婚

第6位:自分の体力・健康(身体的な理由によるもの)

第7位:自分の適性・能力への不安

第8位:職場環境・上司との関係

第9位:夜勤の負担が大きい

第10位:給与に不満がある

ランキングにおいて、看護師の退職理由に挙がったものをカテゴリーごとにそれぞれ詳しく説明していきます。

看護師の退職理由①:他の職場に興味がある

看護師が退職を考える理由として最も多く挙げられたものは「他の職場に興味がある」ということです。

看護師としての経験を積んでいくと、「他の職場・診療科にも勤めてみたい」「友人が働いている職場に移動したい」など、他の職場への興味がわいてくる方も出てきます。

  • 現在、働いている診療科以外の診療科で働いてみたい
  • 友人の働いている職場に移動したい
  • キャリアアップを目指して、大きな病院に移動したい

看護師の募集は他の職種に比較しても多く、転職もしやすい状況にありますが、きちんと情報収集をしてから転職をするようにしましょう。

転職するときには転職サイトを利用すると情報収集をしやすく便利です。

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看護師の退職理由②:結婚・出産によるライフステージの変化

看護師は女性の割合が高いため、結婚や出産などをきっかけに生活が大きく変化し、転職を考えられる方は多くいます。

とくに、夜勤や残業が多い職場に勤めている場合には、日勤のみで働けたり残業が少なかったりする職場への移動を考えられる方は多いです。

独身のときには、仕事や給料優先で生活できていたものが、結婚・出産を経て家庭や子どもを優先させる生活に変化するわけです。

子育てをしながら多忙な看護師を続けることに悩まれる方もいるみたいです。そのような方は、悩まないようにして自分に生活様式に合った職場を探すことが大切です。

看護師の退職理由③:体力の衰え、健康面への不安

看護師の仕事は、夜勤や交替制のシフトのせいで不規則な生活になってしまうことが多く、体力的に大きな負担がかかります。

それに加えて、勉強会や研修などが業務終了後や休日にあることもあり、サービス残業などが常態化している病院もあります。

不規則な生活、休日の拘束などによって疲れが溜まり、気分転換も追いつかなくなっていき、最終的に退職を選択される方もいます。

ハローワークに記載されていること以外の残業や始業前の時間外労働が常態化している病院も多いので、転職前に情報収集をしっかりすることが重要です。

看護師の退職理由④:自分の能力・適正によるもの

看護師は国家資格に受かってから医療行為に携わることができるようになるので、職場に出てから看護師としての経験を積むことになります。

そのため、現場に出てから本当の看護師としての適性を試されることになります。

その中で、看護業務に向かないと感じる方もまれに出てきます。

また、病棟の種別によって患者様との関わり方や業務内容に特徴があり、その内容に合わない場合も退職に繋がることがあります。

救急病院に勤めている場合には患者様の救命に携わることが多く、精神的にも追い込まれてしまう方がいますし、療養病棟に努めている場合には患者様の移乗に携わることが多く、腰を痛めてしまう方がいます。

その職場の看護業務が「向いていない」というものであるならば、自分に合う看護業務の職場に転職するか、看護師自体を辞めるしかありません。

看護業務は病棟の種別によって大きく異なるので、その職場が合わないのなら思い切って異なる職場に転職するのもひとつの方法です。

看護師の退職理由⑤:職場の環境・人間関係

職場の環境や人間関係が退職理由になることは、看護師に限ったことではありませんが、看護師においても退職理由の上位に入ります。

上司からのセクハラやパワハラ、同僚によるいじめや嫌がらせなどは、どこの医療機関においても見られることです。

とくに個人病院においては、その病院の院長や理事長の好みで人事が行われることが多く、ひどい場合にはパワハラによって退職に追い込まれることもあります。

看護師という強い資格を持っているからこそ、そのような悪い環境であるならば、良い職場を見つけて転職するべきです。

ニュースでもよく見かけますが、パワハラは証明しずらく、労働基準監督署や弁護士に相談してもうやむやにされてしまうケースが多いです。闘うのではなく逃げるという選択肢を早急に取ることが自分の心や体を守る近道です。

まとめ

今回は、看護師の退職理由とその具体的な中身についてまとめました。

退職理由は人それぞれですが、より良い転職先を探したいと考えていることは、どの人であっても変わりません。

転職先が自分に合わないからといって短期的に転職を繰り返すことは、あまりよいことではないので、自分に合った職場を見つけることができるようにしっかり情報収集をするようにしましょう。

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昔はハローワークや知人の紹介によって職場選びをすることが主流でしたが、現在は転職サイトを利用して転職される方もかなり増えてきました。

でも、数多くある看護師転職サイトの中から「どれを利用したらいいのか分からない」という方もいると思います。

そのような方のために、看護師転職サイトを徹底調査した結果をもとに、どの看護師転職サイトがおすすめなのかをご紹介します。

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