最悪な職場に勤めてしまった看護師さんの中には、パワハラ、セクハラはあって当たり前、サービス残業も毎日のようにあり、「今すぐ辞めたい!!」なんて日々を過ごしている方もいると思います。
どこの職場であって大小関わらず何かしらのトラブルはあるものですが、だからといってそのことを我慢するのが当たり前という時代ではありません。
看護師免許という転職に有利な国家資格を持っているからこそ、自分に合わない職場なら早めに転職してしまった方が、これからの人生を楽しく豊かに過ごすことができます。
この記事では、今の職場環境が最悪であり「今すぐでも辞めてやりたい!!」と思われている方に向けて、どのようなながれで退職の準備を進めることが最善なのかをまとめていきます。
より良い未来に向けて、ぜひ参考にして頂ければと思います。
職場は簡単に変えることができないからこそ、転職をするときには看護師転職サイトを活用するべきです。
昔はハローワークや知人の紹介によって職場選びをすることが主流でしたが、現在は転職サイトを利用して転職される方もかなり増えてきました。
でも、数多くある看護師転職サイトの中から「どれを利用したらいいのか分からない」という方もいると思います。
そのような方のために、看護師転職サイトを徹底調査した結果をもとに、どの看護師転職サイトがおすすめなのかをご紹介します。
看護師が退職届を出すときの決まりごとは?
今の職場を辞めるときには退職届を提出しないといけません。
この退職届に記載した日付で今の職場との雇用契約は解除されますが、退職届の提出期限が設けられていることが多いです。
ちなみに、法令上は「退職日の2週間前まで」に退職届を提出すれば雇用契約の解除ができることになっていますが、ほとんどの職場で最低でも「退職日の1か月前まで」など一定の期間が設けられています。
役職がある場合などは業務の引き継ぎを考慮し、「退職日の3ヵ月前まで」などとされていることもあるので、職場の就業規則を確認しておきましょう。
退職するときには、退職の意向を早めに伝えておくことが職場のためになります。
ですが、ブラックな職場で今すぐにでも辞めたい方は、退職の意向を伝えることで辞めさせないように画策されたり、嫌がらせがあったりすることもありますので、定められたぎりぎりに退職届を提出しても構わないです。
辞めて職場を困らせてやろうは無意味!!
退職を考えるときに「自分が退職することで職場が困るだろう」と考える方がいますが、この考えはやめましょう。
多少なりとも現場は困りますが、組織というものはそう簡単に崩れることはありません。
誰かが辞めてもそれなりにまわっていくものです。
そのため、そのような考えを持って勢いで退職するのであれば、タイミングを見計らって辞めることをおすすめします。
このときの「タイミングを見計らう」とは、退職までに得ることができるものを得てから辞めるということです。
退職のタイミングは「何を得てから辞めるか」による
退職のタイミングは人それぞれです。
なので「今すぐ辞めたい!!」、その気持ちで勢いよく退職に向けて進んでも構いません。
ただ、どうせ今まで我慢して耐えてきたのなら「自分が何を得てから辞めるのか?」ということを考えて退職に向かいましょう。
退職までに得られるものとは?
退職することを前提に、退職するまでに得ることができるものを考えてみます。
退職までに得られるもの①:有給休暇
退職するにあたって絶対に取得したいものは「有給休暇」です。
ブラックな職場ほど、人員が少なく、有給休暇の使用に対して良い顔はされない状態にあると思いますが、有給休暇の使用は権利です。
退職日までにきちんと有給を消化しきれるようにしましょう。
職場が対応してくれなさそうなときには、前もって労働基準監督署に相談し対応を仰いでおきましょう。
退職までに得られるもの②:ボーナス支給
一般的には夏と冬の2回、ボーナスの支給がありますが、退職するならボーナスをもらってから辞めることをおすすめします。
このときに考えなければいけないことは、退職届をいつ提出するか?ということです。
ボーナスが支給された直後に提出するのであれば気にすることはとくにありませんが、ボーナス支給前に退職届を提出する場合には、「ボーナスの支給額が減らされる」なんてこともあるかもしれません。
そのため、可能であるならばボーナスの支給があってから退職届を提出することが望ましいです。
退職までに得られるもの③:転職先を探す準備期間
勢いで退職するのも構いませんが、自己都合での退職の場合には退職後すぐに失業手当をもらえるわけでもありませんし、収入がなくなってしまうことになります。
そのため、理想は転職先を探してから退職することが望ましいです。
どうせ辞めるなら自分に合う職場をしっかり見つけてから退職しましょう。
ただ、在職中に転職活動をしていることがばれると良くは見られないので、ばれないようにすることが重要です。
転職活動はハローワークでの情報収集が基本になります。
ただ、ハローワークに足を運ぶ姿を誰かに見られたり、職場の人事担当者に見られたりなど、転職活動をしていることが職場にばれることは、印象が悪くなるため避けたいものです。
そのようなことが心配な方は転職サイトをうまく活用して情報収集し、転職活動を進めることをおすすめします。
転職サイトの利用は、転職活動が職場にばれることを防ぐだけでなく、給料交渉などの伝えづらいことに関してもきちんと対応してもらえるなど大きなメリットがあります。
看護師の転職に必要な期間
転職までに必要な期間は、さきほど説明した退職のタイミングをどうするかに関係してきます。
看護師の転職に必要な期間①:何もいらないからとにかく辞めたい!!
「有休消化もしなくていい」「ボーナスもいらない」「転職先も辞めてから探す」という考えの方は、今すぐにでも退職届を提出して、一定の期間を待って退職すればよいです。
一定の期間とは、就業規則に記載されている「退職前のいつまでに退職届を提出する必要があるかの期間」のことです。
就業規則に「1ヵ月前までに退職届を提出する」と記載があれば、退職届を提出してから1ヵ月すれば辞めることが可能です。
看護師の転職に必要な期間②:有休消化をしたい・ボーナスもほしい
「有休消化をきちんとしたい」「ボーナスをもらってから辞めたい」と考えている方は、どの程度の期間で有休消化をするのか、ボーナスの支給日はいつかなどを逆算して退職までのスケジュールを立てる必要があります。
夏のボーナスの支給まで頑張るのか、冬のボーナスの支給まで頑張るのかを考えて、それまでにどの程度の有休消化が可能なのかを計算してみましょう。
転職先を決めずに失業手当の支給を考えている場合には、失業手当が支給されるまでの生活費が必要になります。
ボーナスをもらって辞めることで、生活費に余裕を持たすことができます。
看護師の転職に必要な期間③:すべてが有利なタイミングで辞めたい
「有休消化もきちんとしたい」「ボーナスももらってから辞めたい」「転職先も決めてから辞めたい」という考えの方は、まずは転職先を探すことから始めましょう。
どこでも働ければよいというわけではないでしょうから、転職先を探すことが一番時間がかかる可能性があります。
転職先さえ決まってしまえば、あとは有休消化がし終えるタイミング、ボーナスが支給されるタイミングを見計らって退職届を提出すれば問題ありません。
転職サイトを利用すれば様々な情報収集や給料などの条件交渉、履歴書作成のサポートや面接の練習などまでしてくれることもあります。
退職までに自分が求めているものをすべて手に入れ、そして、新しい職場へと旅立ちましょう。
自分の求めている条件にあった職場を見つけたいのであれば、転職サイトを活用することがおすすめです。
転職サイトを利用すれば様々な情報収集や給料などの条件交渉、履歴書作成のサポートや面接の練習などまでしてくれることもあります。
自分の求めている理想の職場を見つけるために、無料で使えるものは何でも利用しましょう。
まとめ
この記事では、今の職場環境が最悪であり「今すぐでも辞めてやりたい!!」と思われている方に向けて、どのようなながれで退職の準備を進めることが最善なのかをまとめました。
退職は勢いでするのではなく、自分に有利に働くように考えて行動することも大切です。
より良い転職ができるように工夫して転職活動を進めていきましょう。
職場は簡単に変えることができないからこそ、転職をするときには看護師転職サイトを活用するべきです。
昔はハローワークや知人の紹介によって職場選びをすることが主流でしたが、現在は転職サイトを利用して転職される方もかなり増えてきました。
でも、数多くある看護師転職サイトの中から「どれを利用したらいいのか分からない」という方もいると思います。
そのような方のために、看護師転職サイトを徹底調査した結果をもとに、どの看護師転職サイトがおすすめなのかをご紹介します。
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