プリセプターを任された看護師に必要な6つの心掛けとは?

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新人看護師にはプリセプターとして先輩看護師が新人教育を担当します。

プリセプターには、通常入職してから3~4年目の看護師が任命されることが一般的です。

これは、新人教育を担当することによってプリセプターの成長も求められているからです。

今回は、プリセプターを任された看護師がどのようなことを心掛ければ良いのかについてまとめていきます。

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目次

プリセプターの役割とは?

プリセプターは、新人看護師に対して看護業務全般を見せて、指導する役割を担います。

具体的には、受け持ちの患者様への看護ケアを新人看護師と一緒に行いながら、看護技術や患者様への対応などの見本を見せていきます。

それに加えて、新人看護師が看護業務に対する知識や技術をきちんと習得できるようにフォローし、新人看護師の悩みなどへの相談にのる役割もあります。

また、プリセプターには、新人教育を行いながらプリセプター自身が成長することも求められます。

そして、その自己成長は新人への指導を通して自身の業務への理解や責任を深めるといったことで達成されます。

プリセプターを通じた新人指導の経験は、自分自身の看護業務への理解度のアップ・業務遂行力の向上・人間力のスキルアップなどが期待できるチャンスでもあります。

プリセプターを任された看護師の心掛け

プリセプターを任されるといっても、入職してまだ3~4年目なのに「自分に指導することができるのか?」と不安に感じる看護師も多いです。

そこで、プリセプターを任されたときにはまず以下のことを心掛けるようにしてみましょう。

プリセプターの心掛け①:身近な先輩という立ち位置を築く

プリセプターは主に入職後3~4年目の看護師が担当し、ベテランの看護師が担当することは少ないです。

その理由は、指導する側もまだ新人の頃の気持ちを忘れておらず、指導される新人の気持ちを理解できる存在であるからです。

職場においては、プリセプターに完璧な指導者を求めるのではなく、新人看護師が精神的にも頼れるような身近な先輩という立ち位置になることを求めています。

そのため、プリセプターだからといって新人看護師に対して威圧的な態度を取ったりしないようにすることが重要です。

プリセプターの心掛け②:指導が始まるまでに自分の業務を見直す

プリセプターになるということは、これまで行ってきた自分の業務に加えて、新人指導も並行して行う必要があります。

そのため、これまで業務時間内に滞りなくこなしていた看護業務であっても、時間に追われることも出てくるかもしれません。

時間に追われることは慌てて業務を行うことに繋がり、そして、それがミスに繋がります。

そのようなことにならないように、プリセプターを任されることになったときには、日頃の自分の業務を見直しておくことが大切です。

新人指導が始まるまでにできるだけ業務効率が良くなるように見直しておきましょう。

プリセプターの心掛け③:新人の個性や性格は指導しない

プリセプターは、新人看護師に対して看護業務を覚えることのサポートや、仕事に対しての意識づけを指導する立場にあります。

新人看護師にも個性や性格の違いがあり、成長速度も異なります。

成長の早い新人看護師がいれば、遅い新人看護師もいます。

ただ、成長が遅いからと言って仕事ができないことにはなりません。

新人看護師の個性や性格に対して、人格否定など指導以外の指摘をしないようにすることが大切です。

また、同じ看護師とはいえ、人間なので性格が合わない新人看護師もいるかもしれません。

そのような場合には、性格が合わないから指導がうまくいかないとならないように、師長や主任に早めに相談するようにしましょう。

プリセプターの心掛け④:チームで指導をすることを覚えておく

プリセプターとして新人指導を任されていたとしても、責任のすべてを負う必要はありません。

新人指導は本来なら病棟全体で行っていくものです。

プリセプターは新人指導にあたって直接新人に関わる担当者という位置づけです。

指導することに対して大きなプレッシャーを持ち過ぎず、他のスタッフに頼ることも行いましょう。

自分が新人の頃にプリセプターについてくれた先輩看護師がいるのであれば、その看護師に相談することも良いと思います。

プリセプターの心掛け⑤:新人看護師の成長を見つけて褒める

新人看護師にとって、勤務中に起こるすべての業務が、常に新しい業務であり課題だらけです。

そのため、思うようにいかずにミスをしてしまい、落ち込むこともあります。

そのようなときに、プリセプターは叱ったり注意したりする以上に、なぜそのようなことが起こったのかを新人看護師と一緒に考えて、次に同じミスをしないように指導することが重要です。

そして、うまくできたときには、「当たり前」とせずにその成長を褒めることも行いましょう。

新人看護師としても、自分の成長を見つけて褒められることで、業務への励みになります。

プリセプターの心掛け⑥:指摘をしたあとはフォローする

新人看護師がミスした場合には、指摘して指導することもプリセプターの役目です。

どのようなミスであっても、指摘されることで新人看護師は落ち込みます。

また、指導や指摘をしたあとには、そのままにせずに「どうしたらミスが起きなかったのか」「同じミスが起きないためにはどうしたらよいか」などを一緒に考えてフォローすることも大切です。

まとめ

今回は、プリセプターを任された看護師がどのようなことを心掛ければ良いのかについてまとめました。

プリセプターは新人看護師よりも業務ができて当たり前です。

ただ、だからといってプリセプターが完璧に業務をこなせているかというとそれは違います。

師長や主任クラスの看護師からすれば、プリセプターもまだ新人看護師に近い存在です。

プリセプターだからといって新人看護師に対して強い態度で当たらず、一緒に成長していこうと考え勉強していくようにしましょう。

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