看護師が収入を増やす4つの方法とは？一番の収入アップ方法は○○です

令和元年度に行われて厚生労働省の調査では、看護師の平均年収は約480万円となっています。

でも、これは一部の看護師に限ったことで、看護師の給料は病院の経営母体で決まることがほとんどです。

そのため、「10年近くも同じ病院で働いているのに、ぜんぜん給料が上がらない」なんてことも多々あります。

そのように嘆く看護師さんのために収入アップのための方法をご紹介します。

看護師の給料は働いている病院しだい

厚生労働省の調査で看護師の平均年収がいくら高くても、すべての医療機関で高いわけではありません。

給料や昇給、賞与については、各病院の就業規則や給与規定によって決まっています。

そのため、勤めている病院がどのような給与規定を設けているかによって収入は大きく異なります。

また、国立、県立、市立などの公的医療機関では給料は高い傾向にあったり、療養型の病院よりも急性期医療を担う病院の方が給料が高い傾向にあったりするなど、病院の種別によっても給料は大きく変わります。

勤務している病院の給料規定は必ず確認しておこう!!

働いている職場には必ず給料規定というものが存在しています。

そして、その給料規定に基づいて「基本給・資格手当・夜勤手当・時間外手当」などが決定されています。

通常、給料規定は職員なら誰でも求めれば見れるようになっていますが、個人病院などでは見せないようにしていることもあるので、曖昧になっている場合には注意が必要です。

給料規定はしっかり確認しておきましょう。

看護師が収入を増やす4つの方法

看護師が収入を増やす方法を紹介していきます。

収入アップを目指される方は、ご自身に合った方法を選んでいただければいいと思います。

看護師の収入アップ①：職場での昇進を目指す

どの職場においても、看護主任、看護師長などの役職がつくと、管理職手当が支給されるようになっています。

ただし、役職に就くにはある程度の勤続年数（主任は10年以上、師長は15年以上）が必要になるので、直近で収入アップを目指す方には合わない方法になります。

また、小さい個人病院などでは、役職がついたとしても手当がつかない場合もあるので、責任だけ増やされて収入は上がらないということもあります。

看護師の収入アップ②：資格取得を目指す

認定看護師や専門看護師などの資格を取得することで、収入アップを目指します。

専門的な資格は大きな病院ではかなり重宝されるので、資格取得をすることで転職する際にも大きな武器になります。

両方とも勤続年数が5年以上（専門看護師は取得を目指している分野の業務経験が3年以上）必要なこと、専門機関で学ぶことなどが条件なので長期的な計画を持って努力することが重要です。

看護師の収入アップ③：アルバイトをする

「今すぐに収入アップをしたい」と考えている方は、派遣サービスなどを利用して臨時でアルバイトをする方法があります。

求人数はそこまで多くはありませんが、看護師の資格を活かしたアルバイトは多く存在するため、短期的に収入アップを目指す方にはおすすめです。

ただ、プライベートの時間を削ってアルバイトをするわけなので、長期的は続けられるものではありません。

あくまでも短期的に収入アップを目指す場合の方法だと捉えておきましょう。

看護師の収入アップ④：条件の良い職場に転職する

前述しましたが、「看護師の給料は働いている病院しだい」なので、収入アップが見込めない職場でどれだけ努力してもこき使われるだけになってしまいます。

そのため、条件の良い職場を探して転職することは収入アップを目指すためにはかなり有効な方法になります。

また、転職先で資格取得を目指せる場合には、長期的に収入アップを目指すこともできるため、より良い転職先を探すことは収入アップを目指す方にはとても有効な方法になります。

「条件の良い職場・資格取得を目指せる職場・昇進を目指せる職場」、この3つの条件は同時に満たされている場合が多いです。

まとめ

この記事では、「看護師が収入を増やす方法」についてご紹介しました。

収入アップの方法は、短期的にはアルバイトを探すことが有効的です。

ただ、長期的な収入アップを考えると、より良い転職先を探して転職したあとに、認定看護師や専門看護師の資格手当を目指しながら勤めていくことが一番有効的になります。

ご自身がどのような看護師として働いていきたいかを考え、より良い転職先を探していきましょう。