職務経歴書とは、自分がこれまで経験した職業の具体的な業務内容や実績、それによって獲得したスキルなどを記入した書類のことを言います。
転職の活動をするときには履歴書と併せて提出するのが一般的ですが、看護師の求人で職務経歴書の提出をすることは少ないです。
ただ、履歴書の内容以上に詳しく実績内容や能力をアピールすることができるため、キャリアアップを目指す転職活動を行っている場合にはとても重要な書類になります。
職場は簡単に変えることができないからこそ、転職をするときには看護師転職サイトを活用するべきです。
昔はハローワークや知人の紹介によって職場選びをすることが主流でしたが、現在は転職サイトを利用して転職される方もかなり増えてきました。
でも、数多くある看護師転職サイトの中から「どれを利用したらいいのか分からない」という方もいると思います。
そのような方のために、看護師転職サイトを徹底調査した結果をもとに、どの看護師転職サイトがおすすめなのかをご紹介します。
【看護師向け】職務経歴書の書き方とポイント
職務経歴書には、履歴書のようなフォーマットは特になく、書式や項目に決まりはありません。
そのため、基本のマナーをおさえて人事担当者に分かりやすい書類を作成することが大切です。
職務経歴書のポイント①:A4用紙に簡潔にまとめる
職務経歴書は「A4サイズ」で作成するのが一般的で、1~2枚にまとめると人事担当者も枚数的に読みやすいです。
キャリアや獲得スキルが多い場合でもコンパクトにまとめることが大切で、人事担当者としてもたくさんの枚数を渡されても読むのが大変になってしまいます。
職務経歴書のポイント②:箇条書きで作成する
読みやすい職務経歴書になるように箇条書きで書くようにします。
人事担当者はどのような経験、能力、知識があるかに関心があるため、そのことが分かりやすくまとめられた職務経歴書が読みやすいです。
また、作成にあたっても箇条書きの方がまとめやすくなります。
職務経歴書のポイント③:パソコンで作成する
職務経歴書の作成は手書きでもパソコンでも構いませんが、パソコンで作成した方が人事担当者としては読みやすいです。
また、現在は電子カルテを扱う医療機関も増えてきているので、パソコンの入力作業を行えるかは人事担当者としても確認したい項目です。
そのため、可能な限り、職務経歴書はパソコンで作成することが望ましいです。
職務経歴書の記載項目(例)
職務経歴書の書式や項目に決まりはないので、見た目の読みやすさや分かりやすさに注意して作成します。
ここでは、職務経歴書の記載項目の例を挙げていきますので、作成される場合には参考にされてください。
職務経歴書の記載項目①:タイトル・日付・氏名
タイトルの「職務経歴書」を中央に配置します。
文字の大きさは少し大きくし、太字にすると見やすくなります。
日付と氏名は、タイトルから行間を1~2行ぐらいあけて、右揃えになるように記載します。
日付は職務経歴書を提出する日(郵送で送る場合はポストに投函する日)で大丈夫です。
職務経歴書の記載項目②:経歴概略
次項の職務経歴の欄に詳しく記載するので、ここでは簡潔に経歴を記入します。
人事担当者が経歴の全体像を把握できるように、2~3行程度で分かるように記入すれば問題ありません。
職務経歴書の記載項目③:職務経歴
職務経歴は、以下のことについて記入します。
- 勤務した病院・施設の正式名称
- 在籍期間
- 病院・施設の概要(病床規模、診療科目)
- 自分が担当した業務内容
勤務した病院・施設ごとに時系列でまとめて記入するようにします。
自分が担当した業務は、新人教育やリーダー経験、看護研究、院内の委員会活動、学会の参加実績などもアピールポイントになるので、記入しておきましょう。
職務経歴書の記載項目④:これまでに得た知識・技術・経験
知識・技術・経験は、「職務経歴書の記載項目③:職務経歴」で記入した業務内容を補足するものです。
これまでに得た看護技術を、どのように応募先の職場で活かしたいかをアピールする内容を記入すればよいと思います。
職務経歴書の記載項目⑤:資格取得
これまでに取得した「看護師免許」「認定資格」などを記入します。
履歴書の資格欄と重複するので、履歴書の資格欄に記入した内容と違いがないように注意しましょう。
職務経歴書の記載項目⑥:自己PR
サンプル画像には「自己PR」は記載していませんが、自分の長所や入職後に取り組みたいことなどアピールをしたいことがあるときには記入するようにしましょう。
自己PRは少し難しいと思われる方は無理に記入しなくても大丈夫です。
まとめ
看護師の求人において職務経歴書は必ずしも必要ではありません。
ただ、職務経歴書をパソコンで作成すれば、ある程度のパソコンスキルがあることのアピールにもなります。
また、職務経歴書がないよりはあった方が人事担当者の印象は良くなるため、転職面接において作成して損はないです。
とくにキャリアアップを目指す転職の場合には転職の成功率アップにも繋がるため、作成することをおすすめします。
どのように職務経歴書をまとめればよいか悩む場合には、転職サイトにおいてもサポートをしているので、登録して活用していきましょう。
職場は簡単に変えることができないからこそ、転職をするときには看護師転職サイトを活用するべきです。
昔はハローワークや知人の紹介によって職場選びをすることが主流でしたが、現在は転職サイトを利用して転職される方もかなり増えてきました。
でも、数多くある看護師転職サイトの中から「どれを利用したらいいのか分からない」という方もいると思います。
そのような方のために、看護師転職サイトを徹底調査した結果をもとに、どの看護師転職サイトがおすすめなのかをご紹介します。