一般検査

便性状|検査の基準値

クワホピ

便性状とは便の形状や色調のことで、これらを調べることで腸管での消化・吸収の状態や腸管狭窄の有無、原因疾患などを確認することができます。

便の形状

便の形状・硬度により、腸管での消化・吸収の状態および腸管狭窄の有無を判別します。

便の形状は硬度によって以下の4つに分類されます。

  • 固形便
  • 有形軟便
  • 泥状便
  • 水様便

便の色調

通常は、ビリルビンから生成されたステルコビリン、ウロビリンなどによる色調を示します。

便の色調の違いによる原因疾患は以下の通りです。

色調原因
灰白色閉塞性黄疸(胆道が閉塞)
黒色(タール状)上部消化管出血(胃、十二指腸からの出血)
鮮紅色大腸下部出血
黄色下痢

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