生化学検査

糖化ヘモグロビン(HbA1c)|検査の基準値

クワホピ
糖化ヘモグロビン(HbA1c)の基準値

4.3~5.8(%)

糖化ヘモグロビン(HbA1c)の定義

糖化ヘモグロビン

グリコヘモグロビン

HbA1c:hemoglobin A1c

糖化ヘモグロビン(グリコヘモグロビン)(HbA1c)とは、蛋白質(ヘモグロビンのアミノ基)とブドウ糖が非酵素反応により結合したものです。

体内の蛋白質は、高血糖状態であるほど糖化される割合が高くなります。

糖化ヘモグロビンでは、赤血球の寿命(120日)から、糖尿病患者の1~2ヶ月前の血糖のコントロール状態(平均血糖値)が分かります。

糖化ヘモグロビン(HbA1c)に関連する他の検査として、フルクトサミン1,5AG(1,5アンヒドロ-D-グルシトール)があります。

糖化ヘモグロビン(HbA1c)の異常とその原因

糖化ヘモグロビン(HbA1c)が高値の場合

糖化ヘモグロビン(HbA1c)が高値の場合には、以下のことが考えられます。

  • 糖尿病
  • 腎不全
  • 異常ヘモグロビン血症

糖化ヘモグロビン(HbA1c)が低値の場合

糖化ヘモグロビン(HbA1c)が低値の場合には、以下のことが考えられます。

  • 赤血球寿命の短縮、多量出血、溶血性貧血
  • 異常ヘモグロビン血症

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