一般検査

尿pH|検査の基準値

クワホピ
尿pHの基準値

4.6~7.0(平均6.0)

尿pHの定義

 尿のpH(酸性尿か?アルカリ尿か?)を調べることで、生体の酸塩基平衡の状態をおおまかに調べることができます。

ちなみに、健常者の尿はほとんどが酸性になります。

採尿後長く放置した尿は、尿中の細菌が尿素をアンモニアに分解するので、アルカリ性に傾きます。

尿pHの異常とその原因

尿pHが高値の場合

尿pHが高値の場合には、以下のことが考えられます。

  • アルカリ尿
     ・尿路感染
     ・尿路結石症の一部
     ・腎不全
     ・代謝性・呼吸性アルカローシス

尿pHが低値の場合

尿pHが低値の場合には、以下のことが考えられます。

  • 酸性尿
     ・糖尿病
     ・痛風(尿酸代謝異常)
     ・脱水症
     ・尿路結石
     ・アルコール中毒
     ・代謝性・呼吸性アシドーシス

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