α2プラスミンインヒビター（α2PI）、プラスミン・α2プラスミンインヒビター複合体（PIC）｜検査の基準値

クワホピ

α²PI、PICの基準値

α²プラスミンインヒビター（α²PI）：　80～130（％）

プラスミン・α²プラスミンインヒビター複合体（PIC）：　0.4～0.8（μg/mL）

Contents

α²プラスミンインヒビター（α²PI）、プラスミン・α²プラスミンインヒビター複合体（PIC）の定義

α²プラスミンインヒビター

α²PI：α² plasmin inhibitor

プラスミン・α²プラスミンインヒビター複合体

PIC：plasmin α² plasmin inhibitor complex

α²PIは、線溶を阻止する働きがあります。

α²PIは、血漿中でプラスミンと直ちに結合し、複合体（PIC）を形成してプラスミンの活性を消失させます。

プラスミン

α²プラスミンインヒビター（α²PI）

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プラスミン・α²プラスミンインヒビター複合体（PIC）

DICなどで線溶系の活性が高いときには、プラスミン・α²プラスミンインヒビター複合体（PIC）が高値になります。

α²プラスミンインヒビター（α²PI）が低下すると、線溶が凝固反応の活性を上回り、出血傾向になります。

α²プラスミンインヒビター（α²PI）、プラスミン・α²プラスミンインヒビター複合体（PIC）がどちらも高値の場合には、以下のことが考えられます。

α²プラスミンインヒビター（α²PI）が低値、プラスミン・α²プラスミンインヒビター複合体（PIC）が高値の場合には、以下のことが考えられます。

α²プラスミンインヒビター（α²PI）のみが低値の場合には、以下のことが考えられます。