[医療区分 関連用語]感染症(隔離が必要なもの)
クワホピ
ノロウイルス、ロタウイルス、MRSA、結核、緑膿菌など。
ノロウイルス
- 流行期間:11月から流行、1、2月がピーク
- 潜伏期間:ウイルスが口に入ったあと12~72時間で発症
- 症状:腹痛、下痢、吐き気、嘔吐
- 感染経路:経口感染、接触感染、飛沫感染
ロタウイルス
- 流行期間:免疫のない小児で、6ヶ月~2歳ぐらい。冬季(11月~4月まで)
- 潜伏期間:1~3日
- 症状:水様の下痢、嘔吐(3~8日間)。発熱(39℃以上)、咳、鼻水
- 感染経路:経口感染
MRSA
MRSA:methicillin-resistant Staphylococcus aureus(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
黄色ブドウ球菌はありふれた菌であり、患者様の抵抗力が強ければ、特に気にすることのない菌。抵抗力が低い状態(大手術の後、血管内にカテーテルを長期間入れている状態など)で感染すると、様々な病気を起こしやすくなり、重症化しやすい状態になる。
- 感染経路:接触感染
結核
結核菌を原因として起こる感染症。
- 症状:風邪と同じような症状
- 感染経路:空気感染
緑膿菌
人の腸管をはじめ、様々なところに分布している。栄養分が少なくても増殖でき特に水周りに分布している。抗生物質に抵抗性が強く、他の病原菌と共に感染(混合感染)することが多い。
- 主な症状:尿路感染症、褥瘡、消化管感染症、敗血症など
※常にカテーテルが挿入されている、高齢者、寝たきりなどで感染率が高い。