生化学検査

【検査の基準値】血清リン(P)

クワホピ
血清リン(P)の基準値

2.5~4.7(mg/dL)

血清リン(P)の定義

生体内でのリンは、80~90%が骨や歯に含まれカルシウムと共存しています。

高エネルギーリン酸化合物、核酸、酸塩基平衡の干渉物として重要な役目を果たしています。

血清リン(P)の異常とその原因

血清リン(P)が高値の場合

血清リン(P)が高値の場合には、以下のことが考えられます。

  • 副甲状腺機能低下症
  • 腎不全
  • 多量の細胞崩壊

血清リン(P)が低値の場合

血清リン(P)が低値の場合には、以下のことが考えられます。

  • 副甲状腺機能亢進症
  • ビタミンD欠乏症
  • ビタミンD不足(くる病、骨軟化症)
  • 尿細管性アシドーシス

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