感染症通信

【新型コロナウイルス感染症通信[Vol.23]】医療従事者の新型コロナウイルスワクチンについて

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 微生物学分野 教授 西順一郎先生がされている「新型コロナウイルス感染症通信」が、とても参考になったので引用し記載させて頂きました。

≪医療従事者のCOVID-19ワクチン≫

医療従事者の接種希望者数の調査が始まりました。現時点では概数でかまいませんが、実際に何人の職員が受けるのかは、施設管理者にとって気になるところです。

予防接種法に基づき努力義務が課せられましたが、ワクチンの利益とリスクを比較して一人一人が自分の判断で接種を決めることが大切です。職員から「病院として、接種した方がよいのかを示して欲しい」という声も上がっていると聞きますが、医療機関が職員に接種を半ば強制するようなことがあってはなりません。

ただ、どちらでもよいという無責任な方針ではなく、一定の副反応について理解した上で患者や家族を守るためにも接種することが望ましいことは伝えてもよいと思います。また、判断に必要な正しい情報を職員に提供することも医療機関の役目です。

接種準備が急がれていますが、そもそもわが国ではまだ承認されていません。わが国での審査内容をふまえてゆっくり説明していけばよいと思います。

鹿県医FAXニュース(2021.1.22)

要約&不明語句

新型コロナウイルスワクチンの接種について

新型コロナウイルスワクチンの接種は、医療従事者への接種を優先的に行い、最初の接種が2月下旬から始められるように準備が進められています。

  1. 医療従事者等
  2. 高齢者(令和3年度中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方)
  3. 高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設で従事されている方
  4. それ以外の方

詳しくは、厚労省のHPに記載がありますのでご参照ください。

『新型コロナワクチン接種についてのお知らせ』