感染症通信

【新型コロナウイルス感染症通信[Vol.14]】新型コロナウイルスに対しての「ゾーニング」について

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 微生物学分野 教授 西順一郎先生がされている「新型コロナウイルス感染症通信」が、とても参考になったので引用し記載させて頂きました。

≪ゾーニング≫

ゾーニング(zoning)は、本来都市計画で土地をいくつかの区域(zone)に分割する過程を指す言葉ですが、感染制御の分野では、病原体による汚染区域と清潔区域を区分けすることとされています。

特定の感染者が想定される場合は、感染者がいる区域をレッドゾーン(汚染区域)、いない区域をグリーンゾーン(清潔区域)、その間の緩衝エリアをイエローゾーン(中間区域)とします。個人防護具はグリーンゾーンで着用し、イエローゾーンで脱ぎます。診療所の外来診療体制でもこの考え方を背景に、COVID-19の可能性が高い患者の診療はレッドゾーンで行うことが求められています。

ゾーニングはCOVID-19以外の感染症患者の診療にも応用できます。インフルエンザ迅速検査などのために鼻咽頭ぬぐい液を採取する場所は、医療従事者の感染や周囲の汚染の可能性が高くなりますので、通常の診察場所ではなく別のエリアで実施することが望まれます。

鹿県医FAXニュース(2020.11.13)

要約&不明語句

新型コロナウイルスに対しての「ゾーニング」について

ゾーニング(zoning)は、感染制御の分野では病原体による汚染区域と清潔区域を区分けすることとされています。

ゾーニング
  • レッドゾーン(汚染区域):感染者がいる区域
  • イエローゾーン(中間区域):緩衝区域
  • グリーンゾーン(清潔区域):感染者がいない区域

※個人防護具の着用は、イエローゾーンで行う